お客さんはお母さん・お父さん

いよいよ、お家の人をお客さんに迎えることになりました。朝から門を大人が通れるように高くしようと二人は格闘していました。

 

立てようと思っても二人の呼吸が合わず、立ててもガムテープの貼り方がよくないので、すぐに倒れてしまいます。

 

開店5分前に奇跡的に立ちました。(お疲れ様。よくがっばったね。園長手を出したかったけど、我慢しました。)




お家の人に案内係が開店のアナウンス

 

銀行係と「わんわん」がお出迎え。わんわんが店内を案内しています。



銀行でお財布をもらってお買い物

 

 

「さすが、おかあさんお目が高いお買い物!」

 

自動販売機で飲み物をお買い物

 

お父さんお母さんのお客様は子どもにいろいろ話しかけてくれ、子どもも張り切って自分の役割を担っていました。

お店ごっこは想像力が豊かになる遊びです。子どもたちが自由にイメージを膨らませながらそれぞれの役になりきって、想像上の世界を楽しむ遊びだからです。

はっぱをお金に見立てたり、自然物でお店の品物をつくたり、子どものお客さんや大人のお客さんをもてなすためにその立場に立って考えていました。

 

お店屋さんごっこを始める前には「誰がどの役をするのか」「なにを売ったり、どんな遊びのお店にするか」子どもたちで話し合い、準備をしました。

 

お店屋さんごっこは、「自分の考えを相手に伝え、みんなの意見をまとめ準備をする」この一連の流の中で、言葉で意思疎通をする力が育まれるようにねがってきました。

見守る大人たちは、問題が起こってもなるべく自分たちで解決する力を身につけるように、子どもの中に入り込まないようにしてきました。

 

お店ごっこで、子どもにさまざまな力が育ってきていることを見るのが楽しく、園長ずっとウォッチングして来ました。