
年長組では学校ごっこをしています。机に向かってみんなで鬼作りに取り組みました。これまでに立体の入れ物作りを経験してきた子どもたち。今回はその経験を土台に、さらに挑戦。






紙をくるくる巻いてカールにし、鬼の髪の毛に。紙を筒状に折って、目や鼻の土台を作り、そこから少しずつ顔が立ち上がっていきます。本物の鬼のお面をじっと見つめながら、「目はもっと鋭くしたい」「歯はとがってないと鬼じゃないよ」と、細部へのこだわりも出てきました。








形をまねるだけでなく、「どんな鬼にしたいか」「どんな表情が鬼らしいか」を考え、手を動かす年長さん。作る過程そのものが、観察する力、想像する力、そして工夫する力を育てています。
一つひとつ違う表情の鬼たち。そこには、年長組ならではの集中力と、これまでの経験が積みかさなっていると感じました。

園では鬼を怖い存在としてではなく、心の中にある怒りやわがまま、悲しい気持ちに見立てて伝えています。自分で鬼の顔を作り、見つめることで、「こんな気持ちがあるんだな」と、そっと自分の心に気づいてくれたらと思います。そして福は、神さまからいただく優しさや思いやりの心。
友だちを大切にする気持ち、許す心、ありがとうと言える心です。鬼作りの時間が、心の鬼を手放し、神さまの愛に包まれて、優しい心が育っていくきっかけになればと願っています。