幼稚園で敬老の日を覚えて、おじいちゃん おばあちゃんの会を開きました。
残暑がまだまだ厳しく、幼稚園全館冷房をかけましたが、なかなか効かず、
あちこちで扇子で涼をとる姿が見られました。
県外からの参加者もあり、84名のおじいちゃん、おばあちゃんでホールがいっぱいになりました。
2学期が始園して1週間ですから、会の練習はほとんどできませんでしたが、
おじいちゃん、おばあちゃんを喜ばせたいという思いの子ども達は
3日間の練習で、少しずつまとまりができ、みんなのやる気が伝わってきました。
年中組 ベル演奏(ドレミのうた) 歌 パレード
年少組 うた 大きな栗の木の下で がんばりマン
未満時 手作り楽器演奏
年長組 幼稚園紹介
おじいちゃんたちはにこにこ顔で、子ども達の表現に手拍子で応援してくれました。
子どもたちはその応援に応えて、前日よりみんながいい顔で一生懸命表現していました。
幼くっても見せたいという思いがあり、みんな「カッコ良く頑張っている」ように見えました。
遊びに来てくれたおじいちゃんたちに、子ども達の描いたメダルをプレゼントしました。
それにしても子ども達のおじいちゃん おばあちゃんは敬老なんて言うのは失礼なほど
みんなお若くびっくりしました。
自分の子育ての時は一生懸命過ぎて、ゆとりがありませんでしたが、
孫となると無条件でかわいがっておられ、ゆったりと子ども達と接しているのが印象的でした。
会が終わり、一度に200名の降園となると、玄関が大混乱するので、急遽、
各クラスでおじいちゃん達が参加する保育をすることにしました。
園長の急な提案に、先生たちは「クラスで何をしょう!」と、すごく緊張しているようで
最初はなかなか先生達に笑顔が出てきませんでしたが、おじいちゃん達が手伝ってくださり、
「じゃんけんきしゃポッポ」のときは子ども達とみんながひとつになって燃えました。
帰りに『楽しかった!』 『孫の姿に安心した!』 『子どもたちがかわいかった!』と
おじいちゃんたちはいろんな感想を話してくれました。
その声を聞くと、『忙しかったけど、やってよかった!』と
先生たちは頑張った自分たちに拍手し、来年に向けて反省、評価をしました。