お泊り保育で一緒に生活すると子どもたちの姿が色々見えました。
おやつの時
A「私一年生になるまでガム食べれん。」
B「なんで?」
A「わからん。でも今日初めて食べた。幼稚園だからいいんだ」
園長「幼稚園の駄菓子屋さんのお菓子にガムがはいっていたの?」
(笛ラムネにガムがはいっていたこと知らなかった。よく吟味しないと反省しきりです)
B「母知らないから怒られないね」
園長「・・・・。」(この会話にドキッ!)
朝起きて
子「顔洗いにいってくる」
園長「いってらっしゃい!」(あれ?手ぶら?)
次々と洗面所に出かける子どもたちを見てみると、タオルを持って行ったのは四人だけでした。かえって来た子どもに聞くと
子「拭くものなかったから、そのままにしていたら乾いた!」(えっ!)
子「拭くものないので、ここでやった!」(洋服の袖で拭いたようです)
子「ペーパータオルなかった」(顔もペーパータオルで拭くの?)
子「お友達にハンカチ借りた」(生きる力なの?)
お風呂の準備
園長「お風呂に行く用意してね」
カバンからお風呂に必要なものを出し始めました。アレあれ?
両手いっぱいに袋をもっています。よく見ると、数枚のパンツが入った袋・汗拭きタオルが数枚入った袋・洋服の袋でした。パジャマ、身体拭くタオルはありませんでした。
お風呂上りに必要なものだけを袋から出して持っていくことを知らなかったようです。
生活の仕方が変わり戸惑っている子ども達がいましたが、周りを見ながら真似たり、やり直したりしている姿が見られ、この力をゆっくり育てたいと思いました。
思い出人形
子どもたちは好きな木の枝を選んで、目玉を付けて作りました。
たくさん遊びワクワクしたり、緊張してドキドキしたりしたお泊り保育でしたが、自分で頑張ったことに満足し、ちょっと誇らしそうな顔をし、お土産の人形をもって帰宅しました。