今年は秋晴れのお天気に恵まれ、子どもたちは園庭遊びに夢中です。
秋を満喫していて、気がつくと木枯らしが吹く季節になっていることを思い
今年は子どもたちの園内の遊びも充実いたいと思いました。
そこで提案したのが、子どもたちの保育室を固定化せずに
多目的に使えるように、保育室の名称を変えることにしました。
異年齢活動をするようになり、以前先生たちで考えたのですが
なかなか子どもたちに定着することがありませんでした。
そして、空間をいろいろ活用するための工夫しました。
私が大事に思ってきた年長組のままごとの部屋を子どもたちと作ることにしました。
子ども達でソファや大きな机を運んで、
自分たちが遊びたいお部屋にするために冷蔵庫やガスレンジ、
たたみ、食器棚の置く場所を決めることを任せてみました。
子どもたちは最初戸惑った様子ですが、少しずつ家具を移動させたり
置いてみながら、考えるようになりました。
家庭では経験することがありませんが、子どもたちも家具を配置しながら
しっくりする置き方を考えることができることに、
ちょっと驚き、できる!という喜びでもありました。
しっかり家具が配置されると、お茶碗やおなべも
きちんと置かれるようになりました。
片付けは元の場所に戻し、それが気持ちがいいと感じて欲しいと
園長は願っていましたが、
子どもたちは語らずとも感じてくれたようです。
子ども達が自分たちで遊びの場を工夫してくれることを願っています。
ワクワクした思いを抑えながらそっと見ている園長です