夕日寺の畑で畑チームのお母さん達と苗を植え、お世話してきた、サツマイモが収穫のときとなりました。
みんなで畑で収穫することにしました。葉っぱばかりの畑で、サツマイモを探すことが始めての3歳児が
お母さんに言われて、一生懸命ツルを引っ張ると、にょきりお芋が顔を出し、
大喜びしながら、サツマイモを堀り始めました。
あったよ!でっかいおいもだよ!
幼稚園では今までの行事を見直し、もっと子ども達の生きる力になる活動をしようと先生達が話し合い、
収穫感謝祭を子ども達とどのようにするか話し合うことにしました。
おうちからもってきた果物や、収穫したサツマイモ、お米を囲んで、神様に感謝する礼拝を守り、
その後、子ども達はお餅つき、やきいも、芋のお菓子造りなどいろいろ、やりたいことを話してくれました。
1番人気の焼き芋をしたい子ども達は幼稚園で落ち葉を集め、家からもってきた小枝や板の歯切れで
かまどを作ることのしました。
子ども達の考えたかまど!
チャッカマンで何度火をつけても葉っぱも、木も
燃えてくれませんでした。
名人の田丸さんに教えてもらったかまど
燃えるものをいれてもなかなか火にならず
煙で目が痛くなりながら、それでも新聞紙や小枝を入れていると
やっと燃え上がりました。
煙が来ても逃げることを知らない子ども達は涙をぽろぽろ出しながら
我慢していました。
煙がきたら逃げるんだよと話すと、煙の来ているほうに逃げ出し
目がいたい、目が開けれないと、芋を焼くより興奮していました。
収穫したサツマイモをいろんな風に調理して、
おいもパーティが始まりました。
みんな何回も何回もおかわりして満足そうな顔をしていました。
子どもと手間隙かけてした、収穫感謝祭は心もおなかもほっかほっかに
なる体験でした。例年は大人の準備した企画に、子ども達が参加するので
どうしても、スムーズに流れることを計画のなかで考えて、子どもの発見や
思いを受け止めることがすくなかったように感じました。
子ども達が体験を通し生きる力を身につけていくことができるように
先生達の更なる挑戦をしようと思います。