M先生。

現在、幼稚園実習にきているM先生は、
私が以前働いた大学付属幼稚園での教え子です。

現在は東京の大学4年生で幼児教育の勉強をしています。

3歳の時、1年間彼女の担任をしましたが、その後私が馬場幼稚園に勤めましたので
今、16年ぶりの再会となりました。

「教え子が自分を頼って実習にきてくれるって」

教師冥利であり、子どもから評価を受ける時として
緊張感をひしひしと感ずる時でもあります。

私「かっこよく、スマートに教え子に見せたいのに・・・。」

連日のハプニングであたふたしている私をM先生はじっと見ています。

私「まずい!」
 「あたふたしたのみせたね~。現場は臨機応変で対応を迫られることがあるんだよ。」

M「いろいろ勉強になります。」

私「でも子どもの前ではいつもゆったり落ち着いて行動することが大事なんだよ」

M「はい。私の幼稚園時代もこんなことがいっぱいあって
  スリルが楽しかったことを覚えています。」

私「・・・・・・。」

変わらないのは、私でしょうか?