年長組のリレーのその後

広い運動公園でリレーをするために準備運動を始めました

 

アキレス腱伸ばし、準備運動はだいぶかっこよくなりました。

 

リレーをする前に、どこを走るかを考えましたが、みんなよくわからず実際に走ってみることにしました。

幼稚園のホールのように、広く広く端から端を走ったので、戻ってきたときはクタクタでした。

 

「広すぎるから走るところを線で書いたらいいよ」子どもたちの提案で、線をかき始めました。

 

線を書いたところを走ってみました。

「今度は近すぎ」

 

線の代わりに、みんなの水筒を置くと、走るところが分かり易くなりました。

そこで男チーム対女チーム対決

 

みんな大歓声で応援したので、次々走りました。

「がんばれ!」

 

今回も2回とも女チームが勝ちました。

 

 

「イェー!」

幼稚園と同じパターンになりました。

(女の子6人 男の子8人の違いに誰か気が付かないかな。我慢!忍耐!)

 

『2回目も女の子の勝ち!』

 

「女チーム女2人少ないよ」(でた!)

(どうしたらいい?)

「男の子2人休む!」

「女チームに先生1人入る」

「すみれの女の子が入る」

 

「女が2回走る」(すごい!でた。)

 

2回走る子を決めて人数合わせをすると、8人ピッタリとなり、その人数で3回戦を走りました。

 

なんと男のチームの勝ちでした。

でも、勝ったのにあまり歓声の無い男の子でした。(ちょっと悔しがっていたのにね。)

 

おまけ

人数の差に早く気がついて欲しいと思いましたが、忍耐して子どもたちにつきあい、何回かで「リレーは人数おんなじじゃ無いと負けちゃうんだよ。」と話す声に感動でした。

 

次は人数の差をどのように調整するかでした。

最初に出たのは

「男の子がカッコいい男になって走る」

「女の子が2回走るとつかれる」

 

「疲れない子が走ればいい」

と言うことで一件落着でした。

 

起きた問題の解決を急いで教えたり、提案するのではなく、時間をかけて付き合っていこうと思います。

子どもが考えたリレー、まだまだ不都合を抱えていますが、底力を持った子どもたちに楽しみながら付き合っている園長、辛抱強くなった気がします。(年のせいだよ。と言うのは誰ですか?)