恩師南信子先生が亡くなって4年目の今日、教え子達が集まって先生の記念会が開かれました。
全国から先生に教えを受けた人達が集まってきました。
久しぶりに集まった人達は私にとっては上司あり、同僚あり、後輩あり、
みんな一様に一まわり年を取っていました。
会の最初に礼拝がありました。
賛美歌は先生の好きな曲が選ばれ、昔、先生と歌ったことが思い出されました。
感動したことは賛美歌の歌声の綺麗なことです。
さすが、元保育者達だから、昔鍛えた歌声が今まで続いているのだと思いました。
たくさんの人が集まりましたが、保育の現役者は少なく今は孫のお世話をしている人、
趣味の世界を楽しんでいる人など悠々自適の生活をされているようでした。
先輩の先生が、南先生との思い出を雄弁に話されましたが、印象深く残った言葉は
「自分は一度も先生に誉められたことがなかった。出来の悪い教え子です。」
と言う挨拶でした。
フロアで聞いている人達も「そうそう」とうなずいていました。
南先生は保育には厳しい方でしたから、私も誉められたことがありませんでした。
だから、いつも、今度こそ今度こそと自分で考え工夫しました。
今振り返って、先生は自分の足で歩けるように私たちを鍛えてくださったんだと
今更気づかされ感謝の思いがいっぱいです。
現役の私は今でもいつも先生の声が聞こえています。
(ただし、お叱りが多いかな~。)
先生からパワーをいただいた日でした。