研修二日目、太陽がゆっくり登りはじめた。でも街はまだ眠っている。
小心者の私はずっと気になることがあり、夜が明ける頃からうとうとしている。
それはアラームをセットしてある携帯が6時に鳴ることに気づいたからである。
だからといって、わざわざ起き出して、カバンの中をガサガサと探す元気もないし
寝ているみんなにも迷惑だし…。
そうこうしているうちに、もうすぐ６時、我慢の限界となった。
カバンとお風呂の準備をしてお部屋をそ～っと出て目指すは朝風呂に。
着いたお風呂はおばちゃんばっかり。
「あっ、私もおばちゃんか！」
幼稚園の団体は誰もいない！
「なんで～！」
落ち着いてお風呂の時計をみると「5時10分！」
でも、おかげで檜の花見風呂も、庭園露天風呂も、陶器風呂もすべて満喫して最高にいい気分になった。
部屋に戻って窓から外を眺めるてプールから噴水が上がった。
「ワォ～。今日も何か良いことありそう！」
あわら温泉の朝は清々しい、今日もやる気が出てきました。
