大きくなった卒業生たち


  卒園式が近づくと卒園生の別れ、転居の方々との別れと寂しい気持ちになってしまいます。

  そんな中で卒園してから、相当時間がたっているのに、近況を知らせに来てくれる卒園生が

  今年も何人もいてくれ、寂しい気分がいっぺんに吹き飛んでしまいました。

  ルーツの幼稚園を尋ねてK君が千葉県から来てくれました。K君は大学を卒業し就職も決まったと

  嬉しい報告をしてくれました。金沢の大学を卒業したHさんははかま姿で卒業を報告に来てくれました。

 幼稚園時代に転居したM君は念願の大学に入学したことを、おばあちゃんが報告にしてくれました。

 高校合格や、受験で中学に合格したNとTさんI君、在園生のお母さんが教えてくれました。

 小学校を卒業したS君とN君は卒業証書をもってお母さんと一緒に来てくれました。

 お母さんが『あなたの原点だよ、ありがとうとしっかりお礼を言わんと!」と

 お母さんより背丈も大きい息子の頭に手を置き話しているのは 幼い日を思いだす光景でした。

 
 そんなお母さんや子どもたちの姿を見ながら、私の子育てのときに、

 子どもの成長を報告に節目節目で幼稚園に行くことなかったなぁ~と

 自分を照らし合わせて、さすが!馬場のお母さんだと感心しています。

 
 馬場幼稚園では小学校の卒業の折りには、どこにいても、お祝いのレタックスを贈るようにしています。

 だんだん転勤で住所が分からなくなる卒業生もいますが、小学校卒業の折りに

 自分のルーツに立ち返ることも意味があるようにと願って、今年も全国に散らばった卒業生に

 『おめでとうございます」と喜びをこめレタックスを贈りました。

 
 色々な卒園を迎えている卒業生、新しい世界に旅立とうとしている子どもたち、

 またどこかで会えるかもしれない!と出会う日を楽しみに待っていたいと思います。