自然と共存するって

           私の携帯に心当たりのない電話がかかっていることに気がつきました。    
            
           「誰?」「かけなおすべきかしら?」と思いながら、幼稚園に行きました。
                      幼稚園で連絡された方が分かりました。
       
      畑でお世話になっている方から、「幼稚園の畑が大変な状態になっている」との連絡でした。
 
              畑チームのお母さんたちが、水やりいって呆然としてしまったと
                    畑の悲惨な状態の映像を見せてくれました。
             畝をきれいに残し、土を全部起こし、サツマイモは全滅となっていました。
 
           犯人はだれ?こんなにきれいに土をめくるのは、動物ではなく人間なのかしらと
                     怒りより不思議な思いが先行してしまいました。
 
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                    先生たちも畑を見て、言葉になりませんでした。
 
                    たぶん、いのししではないかという事です。
               サツマイモを植えた畑が全滅しているので、もう来年からここでは
          サツマイモを植えることができないようです。いのししの餌場となっているようです。
 
               幼稚園が始まったら子どもたちにこの様子を伝えようと思います。
 
                数日後、携帯に今度は金沢大学の先生から連絡が入りました。
               
  「 稲も穂をつけて、驚くくらいに生長しました。葉っぱも青々とお日様に向かっています。   草踏みの効果もあり、田んぼの雑草の生長は抑制され、稲は凛として、とてもりっぱです。    夏休み明けには、園児たちに田んぼの様子をお伝えしていただきたいと思います。
    里山本部でイノシシ被害防止のためにアジヂ谷の田んぼ周りにネットを張りました。」
 
 
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                こちらもイノシシがでているようです。イノシシで全滅した畑と
               早い時期に囲いをして、イノシシ対策をしている田んぼを目にしながら
         自然と共存するためにはいろいろな心使いが必要なんだと改めて教えられています。