初めてのお泊り保育を終えて

 お泊り2日目は昨日のお天気がうそのように、朝から太陽がぎらぎらと照りつけていました。
 
一番早起きの女の子たちは5時起床でした。
 
子どもたちのそばで仮眠した先生たちは、5時起床の子どもたちのパワーに圧倒され
 
もう少し、静かに休んでほしいと、早起きの子だもたちを別の部屋に移動させましたが
 
物音に次々と子どもたちが起きだしました。
 
 
朝食はおにぎり、目玉焼き、ウインナー、そうめんのおつゆ、きゅうり、とまと
 
バイキング形式でしたので、自分のほしいものを選んでいました。
 
きゅうりは幼稚園の菜園で収穫した、新鮮なものを頂くことができました。
 
 
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                      熱々のウインナーは大人気です
 
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食事の準備ができました。 
 
 
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                        好きなもの自分で選んで
 
 
 
日ごろの食事よりもみんなよく食べ、おかわり続出でした。
 
 
食事の片づけが終わって、自分たちしかいない幼稚園を探索したり、お庭で遊んでいると
 
「おはようございます」とバス1便の子どもたちが到着 してきたので
 
玄関でみんなをお迎えをしました。
 
不思議そうな顔の年長さんたちに『お泊りしたもん!」と得意げに話をしていました。
 
 
お布団を運んで、お部屋の掃除をして、荷物を整理して終わりの会をしました。
 
 
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   年長さんと終わりの会
 
   今度は年長さんがんばってね!
 
 
 
 
 
 
 
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   自分で荷物の整理ができました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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                     お母さん早くお迎えにこないかな~。
 
 
 
 
1泊2日の年中組お泊り保育は子どもたちの笑顔と、がんばる姿を発見する機会となりました。
 
悪天候の中で子どもたちの夢実現のために、心揺れる時間でもありましたが
 
子どもたちの思いをしっかり受け止める保育をするために考える時となりました。
 
海に意気揚々と出かけた「くじらつり」でしたが、
 
海風、雨風に圧倒され、くじらつりの武器はぐしゃぐしゃになりましたが、
 
押し寄せる波を相手に勇者のように戦う子どもの姿が見られました。
 
厳しい自然に立ち向かった子ども達にもかけがえのない体験となったように思います。
 
 
おうちではわがままを言えることもお友達と一緒だからと我慢し
 
本当は少し寂しかった夜も、友達と一緒にがんばって眠った子どもたちでした。
 
 
 
帰宅後の子どもたちはすぐに熟睡したり、機嫌が悪くあばれたり、
 
お話三昧、わがまま三昧とそれぞれの表現の仕方があったようです。
 
 
子どもと離れた1泊2日でしたが家族にとっても、改めて子どもの存在を考えるときとなったようです。