北陸地方が例年より早い梅雨明け をしました。
梅雨が明けたら少しはうっとおしさがなくなると思うっていたのに
暑さが厳しくなるばかり、毎日暑い!暑い!を連発しながらがんばっています。
この暑さに我が家の猫たちもばて気味かと思いきや、突然,、外の世界を求めて
脱出を図っています。バシューはもともと、あたまのいい!黒猫ですから
いろんなことをやってくれますが、最近は雨戸を開けての脱出をはかっています。
私は長い間犬派でしたが、猫派になってまだ月日も浅く、猫の気持ちがよくわかりません。
猫と根気比べをしていますが、もし、猫と話ができたらこんな徒労の努力は要らないのにと思います。
猫を主人公にしたユニークな作品で、これは人間を皮肉るための手法ではないだろうかと思います。
物語前半はユーモアにあふれ、後半になるにつれて
物語前半はユーモアにあふれ、後半になるにつれて
人間や世間の負の面が強調されているように感じます。
江戸時代では、身分があり、自由でなかったために、
明治に入って自由を手に入れると、今度は欲張りになって、一人一人が個性を主張するようになり、
人付き合いが窮屈になり、結果不自由になったと漱石は登場人物に述べさせています。
皮肉といえば皮肉。現代に通じるといえば、そうだと思います。
個人が独立して生きることが自由かというと、そうではなく、
そもそも自由って何かを考えるお話だったように思います。
偶然手にした『きりこについて』は人の言葉がわかる
黒猫と女の子の話ですが、
これまた自由について考えさせてくれます。
我が家の黒猫『バシュー』は年中外を見ながら、外の世界を求め、自由を求めています。
そんな黒猫『バシュー』が脱出したのでした。『キャッツ』のような世界をあこがれているのでしょうか?
しかし、あこがれて飛び出したのに帰ったときにはぐったりしていました。
憧れの世界、勝ち取った自由
しかし、
厳しい現実に
疲れたようです
自由って! なに?
バシュー大丈夫?
ぼくは家にいるのが1番自由!
食べることも
寝ることも
敵に襲われることも心配要らない
僕は人間に守られ、家の中が1番自由!
子どもたちを見ていると、大人の言いなりになっているのに慣れてしまい、
『あなたの好きなようにしていいのよ」というととても困っているように思います。
自分のやりたいことを自信を持ってやることができる人を育てたいと思うこのごろです。