いまのブームは

 金沢は雪かきであつめた雪が路肩につみあげられていますが、
 
交通機関に支障が出るような降り方でなく,暦の上の大寒もまずまず乗り切ることができました。
 
子どもたちには楽しい雪ですから、降らないと寂しい気もしますが
 
あんまりいっぱいはいらないというのが本音のです。
 
 
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           人のあまり入らない公園は雪に覆われています。
 
 
 
私は石川県私立幼稚園の研修委員長をしているので、
 
この月には必ず京都で開催される全国研修担当者会議で出かけています。
 
今まで出張といえば東京に飛行機で出かけることが多かったのですが、
 
この会は関西で開かれるので、電車の旅でした。
 
飛行機の旅は快適と思っていましたが、移る代わり外の景色を眺めながらの
 
電車の旅は風情があって、心が和み、
 
時間に追われる生活をしている私には 至福の時間でした。
 
 
研修会場は京都御所の近くでしたので、休憩時間に京都御苑を歩いてみました。
 
 
金沢とは違ってコートなしでも暖かで、ゆっくり歩いていると冬を忘れてしまいました。
  
 
 
 
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            旧閑院宮
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  無料開放していたので見学することにしました。
 
 
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     静かなたたずまいの中にいると
 
     大河ドラマ「江」の時代にいるよう
    
     でした
 
 
     私も暦女!
 
 
 
 
 
 
全国から100名ぐらいの代表が集まっての研修は熱気にあふれていました。
 
幼保一体化の現状報告がありましたが、その地域の抱える問題が違っているようで
 
これからどのようするのかは、それぞれが真剣に考える必要性を感じました。
 
 
その中で今回興味深かったのは「学力を育てる」という講演でした。
 
最近、また早期教育や、企業参入の教育などが流行しているので
 
「学力」というと身構えてしまいましたが、
 
 
人間の学力の発達をはっぱと幹と、根っこという「学力の樹」にたとえて
 
大阪大学人間科学教授がはなされました。
 
「根っこは見ても分からない、その子らしさ、持ち味、個性であり、
幼児教育で言う意欲、関心、態度であるが、この部分が学力として大きな部分であり、
自分たちから見ると家庭教育、皆さんから言うと幼児教育である」
 
 
今流行の何々式教育ではなくしっかり根っこを耕した家庭教育、幼児教育の重要な
役割を明確に話され、私たちが固く信じている
 
「よい保育をしているものが残る」という思いにさらに元気をもらいました。
 
 
帰りの電車も音楽を聴きながら外の景色をゆったり見ていました。
 
京都から北陸に近づくと景色は雪の世界でしたが、
 
電車の中はほっこりした、陽だまりのようなの世界でした。