今ゆり組で取り組んでいるのは給食の配膳です。今まで給食は規定の盛り付け量で行っているからなるべく個人対応にしないできました。その年齢の子どもに見合った量として計算しているので、完食してほしいとの栄養士の先生方の願いもありました。
とはいえ、少食な子ども、好き嫌いが多く完食てきない子どもも多くいるので、その場合は「メニューごとに食べられそうな量をお皿の中で区切ってもらう」方法できました。子ども自身で決めた量を大切にしたいとの思いです。
自分の意思で区切った量なら食べられそうと自信がつき、達成感も味わうことができるとおもいます。
そこで更に進め、今はご飯やおかずを自分が食べれるだけしゃもじでよそったり、お代わりしています。自分で最初に減らしたいと思ったおかずも、意外と食べられる場面も多く見られ、残飯の量が減ってきています。
以上児の子どもたちは、食べ終わった食器は自分で後片付けができるように大きなケースに入れています。この時、ケースの中に同じ種類の食器同士重ねること、残飯があれば用意されたボウルなどに入れてから片付けることなどのルールでやってきたので自分で出来るようになりました。
最終的な後片付けは、年長組が机を片付け、床を雑巾がけ掃除をしています。当番制で積極的に参加することで責任感を養うとともに食に対して自分から関わりを持てるようになるための大きなきっかけになっているように思います。