屋根より高い鯉のぼり

幼稚園のお庭に鯉のぼりがたちました。風をお腹に入れて元気よく泳いでいます。

いつも下から見上げていたので2階から泳ぐ姿をみていました。

下を見ると子どもたちが遊んでいました。

 

たんぽぽさんが板の坂を上って、下りてを楽しんでいました。

 

先生のそばに集まっていました。

 

 

鯉のぼりの起源は中国ですが、江戸時代、将軍に男の子が生まれると旗指物(家紋のついた旗)や幟(のぼり)を立てて祝う風習が日本にあり、やがてこれが武家に広がり、男の子が生まれた印として幟を立てるようになったそうです。

その後、江戸庶民の間で鯉を幟にするアイデア がうまれ、武家の幟に対して、町人の間で鯉のぼりが上げられるようになったようです。

 

家族を表している鯉は、色によって役割が決まっていて、黒鯉がお父さん、赤鯉がお母さん、青鯉がこどもと基本の鯉のぼりは3匹・3色でした。新たに男の子の赤ちゃんが誕生した場合などは、更に下の鯉を付け足す場合もあるようです。

 

男の子の成長を祝って飾られる鯉のぼりには、『健やかな成長と立身出世を願う意味』が込められ、大空を悠々と泳ぐ鯉のぼりのように、大きく元気に育ってほしいという願いが込められているようです。

また、鯉は沼や池といった清流以外の場所でも生きられる丈夫な魚で、難関を鯉のように突破してほしい・逆境でも頑張り抜ける強い人に成長してほしい、という願いも込められているようです。