鯉のぼり作り

ゆり組の子どもたちが鯉のぼり作りに挑戦しました。この鯉のぼりは鱗を作って、鱗を決められた配置で貼って完成させます。

 

すみれ時代にのりの使い方を学んできたので、上手に指を使って丁寧な作業をしている姿に感動でした。

必要な量の糊を指でとり、糊敷き紙の上で糊をつけていました。

今までの活動を振り返ってみると、貼る時はセロテープや、ガムテープを使って製作することが多く、糊を使う機会が少なかったことに気付いて、昨年は意識的に指で糊を使う活動をしてきました。

 

鱗を一列に並べたり、二列に並べたりしました。

 

鱗の並べ方を2,1,2,1と並べました。

 

1の所に半分の鱗を置くの難しく、なかなか向きを合わせることが出来ず、みんな四苦八苦していました。

 

一人ひとりの鯉のぼりが、大きな鯉のぼりの鱗になり、貼っていくと大きな「鯉のぼり!」が出来上がりました。ゆり組の嬉しそうな笑顔の後ろに、みんなの鯉のぼりが泳いでいます。

 

園庭には「屋根より高い鯉のぼり!」が風が来ないので、しょんぼりぶら下がっていました。

 

ゆり組さんが2階から「鯉のぼり!」と声をかけていました。

今までは下から見上げていた鯉のぼりを、2階から見るのも感動です。子どもの姿をウォッチングしていると「この鯉のぼりを、見て育った子どもたちがどれくらいいるのかなぁ。」とあの時、この時と子どもたちの姿が走馬灯のように蘇ってきて来ます。

 

大きすぎる鯉のぼりですから、中々元気良く泳いでいる姿を見ることができません。小さいのに買い換えようかと思いながら時を重ねてきました。色褪せて、なんだか元気ない鯉のぼりを見ていると、本当に替え時かなぁ。

古い物に愛着もあり、複雑な思いです。