クラス対抗のかけっこでタイムを競いました。
ゆり組(年長組)よーいどん!
すみれ組(年中組)よーいどん!
何回走ってもすみれのタイムが短くて早い!
「だから、すみれの勝ち!」
すみれのみんなは大喜びして、ゆりの子どもたちは呆然としてしまいました。
何回か走って、ゆりの子どもから
「すみれさんは近道走ってる」
やっと出てきた言葉でした。
「ならどうしたら良いかな?」
そこで子どもたちが、リトルコーンをこんな風に並べたのです。
近道を走らないように、数を考え間を空けておきました。
再度ゆり組よーいどん!
すみれよーいどん!
「ゆりの勝ち!」
ゆりのみんなは大喜びでした。
「ラインを引いてここを走りなさい」と教える教育ではなく、忍耐強く待つことで、子どもたちの達成感を引き出すことができます。
こんな子どもたちの姿に出会うと感動!保育者冥利です。