創造力を発揮する子どもたち

今日はゆり組のお楽しみ会でした。朝から緊張しながらもお母さんたちを迎えるのでワクワクしていました。子どもたちは4場面をグループに分かれて『おむすびころりん』の劇を作り上げました。話の展開の仕方も、大道具も、小道具も子ども達が友達と一緒に考えました。

 

おむすびが転がり、おじいさんが転がる坂を作りでは、土台を箱積み木で作りましたが、重ねた積み木が動いてしまうので、段ボールで箱積み木のカバーをしました。被せた段ボールが短く縛るためには、段ボールに紐を通して固定しました。坂を移動させることができるように、箱積み木の下に段ボールを敷いて移動をスムーズにしています。

 

おじいさん・おばあさん”の家を表すためにドアを作りましたが、使った段ボールが薄く立ちません。牛乳パックに新聞を詰めダンボールの下につけました。立ててみると、ダンボールの真ん中で折れてしまうので、両脇を折り曲げました。(クリスマスページェントの宿屋のドアをイメージしたようです)

 

牛乳パックをいくつも重ねて後ろから貼り付けました。真ん中で折れるところは小箱を貼り付けていました

 

餅つきの臼の足を作っています。最初はサランラップの芯を足にしましたが、使っているうちに壊れてしまい、牛乳パックの足をつけ直しています。

 

餅をつくので真ん中にも牛乳パックをつけ、足は5本足になっていました。臼の丸みを出しています。杵も曲げた感じをだしていました。

 

お面作りでは、頭のサイズがわからず四苦八苦していました。輪っかにゴムを付けるのが大変でしたが、できた子が次々と友達に教えていました。頭の大きさに合わすために、被ってみてサイズが大きすぎ、小さすぎで紙を切って長くしたり、他の紙をつけ足したりして何回も作り直し、最後は自分で被れるものを作り上げていました。

 

劇のために作ったもの

おじいさんのかご 芝の木を投げ入れる工夫があるもの

 

あな おむすびやおじいさんが穴に落ちるもの。穴に入っても横から出ることができるしかけ

 

臼 お餅をつくと伸びたお餅がくっついてくるしかけ

 

自分で考え、作り上げるまでとことん時間をかけ、失敗を克服した子どもたちの発想の豊かさに驚くことばかりでした、

友達と協同して作り上げる子ども達に成長を感じ、もう直ぐ一年生になる事を実感しました。