味噌作り

金沢を中心に石川県の加賀地方で作られている味噌は、米こうじを多く使い、味が濃厚で長期間熟成させて作りますが、水分が多く柔らかいのが特徴です。馬場幼稚園では給食で使う味噌をすみれ組の子どもたちが毎年作っています。

味噌の作り方は基本的に混ぜるだけなので、子どもは粘土遊びの延長のように、こねこね、トントンして手から伝わる色んな感触を楽しみながら手で混ぜるので、自分で作った感覚をしっかり味わえます。

 

味噌は仕込みをしてから食べられるようになるには発酵・熟成させる期間が必要です。温度の低い冬の時期は発酵がゆっくり進み、発酵の始めはゆっくり時間をかけたほうがおいしく仕上がるといわれています。また、湿度が高いと雑菌が繁殖しやすいので、味噌を仕込むには温度も湿度の低い冬の時期が最適だと言われています。

 

1日目は子どもたちがボールに入れた豆を洗いました。

 

2日目 桶にいれた大豆の様子を調べるために、手に取り触ってみたり、食べたりしました。