こんな時だからこそ

いしかわ総合スポーツセンターにて能登半島で被災した方々のための「1.5次避難所」が開設されました。2次避難所に行く前に避難してきた家族のために、石川県の職員だけでなく全国からたくさんのスタッフが集まって対応に当たっています。

避難した大人達は避難所でので手続きのために、子どもたちの面倒を見ることが出きず困っているので、石川県の保育関係者が総合スポーツセンターの一部で子どもの遊び場を開設しました。

幼稚園からマット、遊具、おもちゃ、絵本などを運んで、環境構成をして子ども達を迎えています。対応しているのは保育者、学童クラブの先生がボランティアで参加しています。馬場幼稚園でも先生たちが交代でボランティア活動に参加し、被害にあった子どもたちの心のケアに務めています。

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先生たちが交代で参加できるようにボランティアの登録をしました。

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ボランティ活動を終えて帰ってくると、年中組の子ども達が「どこに行ってたの?」と聞くので、活動の話をすると、子ども達が自分の体験した地震の話をしだし、中々お話が止まりませんでした。

 

夕方、電気保安協会の園舎の電気点検検査がありました。園舎が真っ暗になるのでロウソクや、ランタンや、蓄電池を用意しました。

4時に電気が消えました。(予想していたより外の明かりあり、真っ暗にはなりませんでした。晴れのお天気バンザイ!)

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子ども達が暗さでストレスにならないように、ランタンをつけました。

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お迎えの人のためにロウソクを用意しました(クリスマスの時に使ったローソクを再利用しました)

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電気が消え驚いた事に、いろんなところの非常灯がついて、お部屋が明るく照らされました。

(こんなことがなければ新園舎に非常灯が付くことを知らなかったのです。)

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でもなぜかスタッフルームには非常灯がありませんでした。電気が消えると、電話もインターネットも不通ですから、みんなで災害に備えるためにできることはなにか、暗がりの中で再確認しました。