かなった夢!

 

f:id:baba_rumiko:20211106122032j:plain

休日の先生たちが休み返上で作業をしています。先生たちが作っているのは新園舎の窓に貼るステンドグラスです。

旧園舎に毎年アドベントになると、貼って楽しんできたステンドグラスは、サイズが合わないこともありますが、もう古くなって扱いが大変になってきました。

そこで先生たちが新園舎に合わせて作り始めました。

私のブログに何回か登場していたので、その記事を再掲します。

 

\¤\᡼\¸ 1

 

もうすぐ、うれしいクリスマスです
幼稚園では子どもたちと大掃除が始まりました。
クリスマスを迎える準備はお部屋をきれいに片付け、
心からイエス様の誕生をお祝いできるように
アドベント待降節)を過ごしたいと思います。
  幼稚園のあちこちに、クリスマスを迎えるための飾りがされました。
今日は先生たちがスタッフルームのガラスを磨いてステンドグラスを飾ってくれました。
 このステンドグラスは毎年この場所に飾られていますが、数えてみると今年で20数年目となりました。

これは私が馬場幼稚園に勤め始めた年に1か月ほどかけて作ったものでした。
 当時は何でも手作りでしたから、あまり大変だとも思いませんでしたし、今よりセロファンの色も多かったので楽しく作業をすることができました。

 でも、だんだん時代ものになり、いつ破れるかと思って見ています。
私には以前のような集中力も根気も、もうなくなっていますし、 素材ももっと手軽で便利なものができていますから、次は若い先生たちにお願いすることにして、私はのんびりアドヴェントを過ごしたいと願っています。

これは私の「夢・希望・願望・・・・です。」
                                 2011.11.25の記事
 
 
幼稚園のスタッフルームに今年もステンドグラスが飾られました。
アドベントに飾られて今年で何年目になるかと考えてしまいました。

これを眺めていると、いろんな時代のクリスマスが思い出され、一緒にお祝いした子どもたちの姿が走馬灯の蘇ってきます。
このステンドグラスを最初に見た子ども達は、もう30歳以上になっていると思います。
 
私が園長になった年に、職員室をスタッフルームとネーミングをかえ、子ども達がいつでもこのお部屋に入ってこられるように、私が作ったステンドグラスです。
 
今は色あせ、ところどころ破れたりしていますが、先生達が毎年修理し、大切にしてくれ今年もスタッフルームに飾ってくれました。

 
イメージ 1
 ステンドグラスを見ていると、その長い歴史が、蘇ってきます。
園長になって27年が経ち、その間、苦しいことやつらいことも沢山あったのに、今は楽しい思い出ばかりが残っています。
 
アドベントになるとスタッフルームは子どもたちでいっぱいでした。このステンドグラスを見ながら、祝会のプログラムを描いたり、衣装を作ったり、小道具を作ったりしてきました。
今年もステンドグラスを見ながら、子どもたちとどんな話題が出るか楽しみです。
 
 
イメージ 2
馬場幼稚園の窓にこのステンドグラスが飾られるのも最後となりました。仮園舎のどこかに飾って、このステンドグラスを終わりにしようと思います。
 
新園舎には一年中見ることができるステンドグラスを飾りたいと夢見ている園長です。
                                                                                                                      2018.11.26の記事
 

 

 

f:id:baba_rumiko:20211106122051j:plain
f:id:baba_rumiko:20211106122122j:plain

作業をしながらおしゃべりしている先生たちの声が聞こえてきます。

「前のステンドグラス20年以上持ったから、これもっと持つね」

「紙が特別厚いから、丈夫だよ」

「今回初めてだから、反省することもあるね」

「次作るためにこの事残しておかんと!」

「えーっ!30年後!そんなんおらんわ」

「私らダメでも、若い人はいるかもね」

 

その会話・・・・。

「私は天国で見ているから」と心の中でつぶやきました。

 

これから先生たちが保育の合間に作り上げ窓に飾りますので、見に来てください