カポエイラ

カポエイラはブラジルが発祥の伝統格闘技、伝統芸能です。金沢市の情操教育推進事業の一環として、日本代表の池崎先生に11月から指導を受け、練習を始めました。

 

クロバットな蹴り技や逆立ちの状態からの攻撃であったり、伝統の音楽に合わせて動いたりします。

動き、楽器、歌、儀式的な要素など、多様なものが混ざり合っているから、子ども達は自分の好きな事を発見することができます。

 

子ども達は池崎先生の指導で、ポルトガル語の歌を覚え、リズムに乗り身体を動かすことが楽しくて仕方なくなりました。

 

カポエイラは相手を尊重して、尊敬し、身体の対話を通してコミニュケーションの取り方を学ぶそうです。

今まで、活動する時は子ども達が周りと距離を空ける事で動きやすいと考えていましたが、カポエイラは円陣を組む事で協力したり、気遣いしたり、共に作り上げる事を学ぶ事ができる事を知ることができました。

カポエイラが好きになった子ども達は、時間を見つけて、側転をしたり、ブリッジに挑戦したり、自分から体を動かす事を楽しんでいました。

カポエイラを通し主体性を育て、生きる知恵が与えられることを学びました。

 

おまけ

子ども達の声がだんだんしわがれごえになって、聖誕劇の歌声が汚く聞こえました。

風邪?インフルエンザ?と心配しましたが、どうもカポエイラにのめり込んだゆり組の子ども達が、大声を出していたためのようでした。

大きな声のカポエイラと、優しい声の聖誕劇。園長の葛藤が続きました。