田んぼに入って鎌を使って稲を刈りました。最初は緊張していましたが、2回・3回と繰り返すうちに鎌の扱いが上手になりました。
刈った稲を結んでもらうために運びます。
結んだ稲の束を ”はぜ掛け”のために運びましたが、3束・4束と重い稲束を運ぶ子もいました。
稲の束は山になりました。
稲束を半分に分けて”はぜ”にかけて天日干します。
”はぜ”というのは木の棒を2~3本組み合わせ支柱を作り、そこに長い竹竿のような丈夫な棒を縛り付けて稲の束をかけていくもので ”はぜ掛け”と言います。
はぜ掛けをして、温度の低い秋の日差しの下で天日ぼしします。お米を干すことでアミノ酸と糖が高くなるそうです。稲を逆さまに吊るすことで藁の油分や栄養分や甘みが最下部の米粒に下りてきて栄養とうま味が増すそうです。
おまけ
”にきかき”
稲刈りのために田んぼの水を抜きました。田んぼの中に小さな溝を掘って水路のようなものを作って残してありました。”にきかき”というそうです。その水たまりに交尾が終わったトンボが卵を水の中に産んでいるのを見ることができました。
(私の腕ではその様子を撮ることできなかった!)
おんぶしているバッタが稲についていました。(動かなかったので近づいて撮ることができました。)
無農薬栽培は、昔ながらの方法でお米を作っているために、いろんな手間暇をかけながら大事にお米作りをしていますが、いろんな虫が共存できるように水路を残していることを教えてもらい、ボランティアの方々は子どもたちに自然と共生する農業の豊かな営みを伝えたいと願っておらることを感じました。