園舎改築の折に、園庭も整備したことで桜の木にサクランボができ始めました。ソメイヨシにはサクランボができないと思っていたので驚きでした。ソメイヨシノの近くに菊桜を植え替えたことがサクランボになったのではないかと思います。でもできたサクランボは小さくて苦味や酸味が強くておいしくありませんから、誰も食べませんでした。
すみれ組が夕日寺自然園で森の幼稚園をしました。木の下に集まり、見上げるとサクランボがなっているのを見つけ、幼稚園の経験から恐る恐る手を伸ばしていました。味は？『おいしい！』園長はちょっと疑っていますが、個人の思いを尊重することにしました。
森の中での危険を想定して、くま、はち対策をし、いいもの、不思議探しをしました。
『ハート』の葉っぱ、洋服に『くっつく』葉っぱ。
おはなばたけ。お花で描くと『黄色いよ』
『雨降ってないのに長靴がぬれるよ』
『バッタのあかちゃん つかまえた』
『みて いっぱいあったよ』
木いちごが両手いっぱいでした。今年は成りの年のようです。
子どもたちの『みてみて！』を聞きながら、ゆっくり探索をしました。大人たちが見落としたり、忘れてしまった世界を子どもたちが見つけてくれました。
