どうする?

お庭のグミの実が真っ赤になってきました。

 

ゆり組の子どもがグミを取ろうか、誰が取るかと揉めています。誰かが木からグミを一個取ってしまい、それを取り合いだしました。グミが潰れ赤い汁が出ていました。(赤い汁を手にしたことから、マニュキアごっこが始まっています。子どもの発想って面白いです。)

翌日、数人のゆり組さんがスタッフルームにやってきて、「るみこ先生あげる!」と握りしめたグミを見せてくれました。

「えっ!私にくれるの?みんなも欲しかったでしょ?」「でも、えんちょうやから」「園長やからってもらうのあんまり好きでないわ。先生たちも欲しいと思うし。」

グミを見ると潰れた中に砂が入っていました。「あれ!砂が入っている。」

「取り合いこしてたら落ちたので洗ってきた。

もう1回洗ってくる?」「・・・・。」

(取ったグミをどうしたら良いかみんなで解決出来ず、園長に丸投げしたようです。みんなで触ってたグミはフニャフニャ、砂も入ってました。園長に毒見! 雑菌に強いだろう! 子どもの判断に脱帽です。)

 

庭に出てみると子どもたちがグミを取るために集まっていました。なかなか手が届かないのを見て、ゆり組さんがビールケースをもってきて重ねて置くと、すみれ組さんがその上に乗ってグミをどんどん取り始めました。ゆり組さんはその様子を見ているだけでした。

 

ゆりさんは欲しくないのかな? 食べなくってもいいのかな?(園長のまたまたおせっかい!ぐーっと抑えました。)

 

何も言わない先生を読んでか、ゆり組の子どもたちもグミを取り始めました。一生懸命赤いものを探すゆり組さん、食べたいというより取りたいというすみれ組さん、緑色のグミを取って食べて吐き出す子、取れずにビールケースを運んでいる子と様々ですが、しばらくグミと格闘する子どもの姿を見ていこうと思います。