遊びながら学んでいること

乾燥した砂場にホースを持ってきました。(ソーメン流しをするらしい)

 

ホースを脚立の上の雨どいにのせると水が流れ始めました。(でも雨どいから落ちている水が多いけど)

脚立が倒れないように脚立の足を砂で支えていました。(脚立の方より水が!)

 

水を流すために、別の雨どいを持ってきました。(つなげるためにはどうするのかな?段差をどのように調整するのかな。興味津々)

 

段差を作るために雨どいを動かすので、雨どいの上に置いたホースが落ちてしまいます。ホースが落ちないようにロープを巻きつけていますが、縛っていないので何度もホースが落ちてしまいます。(ホースを固定することに気が付いたんだ。でもロープでホースに巻き付けるだけだから落ちてしまう。手伝いたいけど我慢!子どもの考える力を信じないと。)

そのうちに子どもが交代しながらホース持ちをしていました。(それなら、完璧かも。大人は利便性が重要だけど、子どもたちは協同で学んでいるんだね。)

 

雨どいを支えるのに、細い筒状の棒をたてて段差を作りましたが、不安定なので何度も倒れ水が散水しました。(もっと安定する方法をみつけないのかな。これが大人の大きなお世話!)

 

大きな砂場に流れる水を小さい砂場に流そうとしますが、なかなか段差が出来ず、すみれの子ども達が手で雨どいを持って段差を作っていました。途中に漏れる水を手で押さえていました。(この協同に驚き!)

すみれさんの様子を見ながら、ゆり組さんがすみれさんの段差を作りを手伝って、水が流れるように工夫していました。(今まではクラスごとで遊んでいる姿しか見られなかったので、ゆり組が教えたり、助けたり姿に園長感動!)

 

すみれさんの段差はタイヤに雨どいをのせていました。(これではソーメン流しみたいに流れないけど?)

 

ゆり組さんは段差を作るために色んな道具を使っていました。(すばらしい!こんな風にいろんなものを使って段差作りしている。子どもの工夫を面白がって見ていた園長。)

 

ゆり組の作った「そうめん流し」の水がすみれ組の陣地まで流れました。(やった❗️一番喜んだのは園長かも)

今まではどちらかのクラスが先に遊び始めると、他のクラスが遊ぶことがなかったので、すみれ、ゆり組の子ども達が一緒に「そうめん流し」の仕掛けを作って、その上、うまく行かない時にはゆり組が手伝ったり、道具を調整したりしていました。

「先生楽しかった。明日またしたい!」と遊び込んだ子どもたちが満足そうに話してくれました。砂場が満員になっているのに、子どもたちが暗黙で役割分担しているので、トラブルこともなく1時間以上遊んでいました。

(面白がって見ていた園長!気がついたら帽子なし、日焼け止めなしでした。クーラーの効いた部屋に戻っても体が焼けた感じ。夢中になるのもいいけど年相応の手立てをいないと。反省しきりです。)