莉乃ちゃんすごい!

コロナの6波を感ずるような感染拡大に、休日もハラハラしながら情報収集をしています。

 

たまたまテレビをつけたら、都道府県対抗の女子駅伝が放映されました。もしや、莉乃ちゃんが出るのでは無いかとテレビに鍵付けて見ていると予想通り、石川県の1区走者として名前が映されました。

 

f:id:baba_rumiko:20220116160136j:image

f:id:baba_rumiko:20220116160201j:image

f:id:baba_rumiko:20220116160506j:image

スタートでは後ろの集団でしたがあっという間に先頭を走り、最後までペースを落とすことなく走り続けました。

 

f:id:baba_rumiko:20220116160219j:image

最終的には石川の順位は下がりましたが、莉乃ちゃんは1区の区間賞を取ることができました。その成績は区間新記録に3秒及びませんでしたが、素晴らしい成績で、安心して応援することができました。

 

莉乃ちゃんは馬場幼稚園の卒園生で、幼稚園時代から運動神経が良く、負けず嫌いな女の子でした。

あの時代、卯辰山はもとより、城址公園、津幡森林公園、夕日寺、よく出かけよく歩きました。

お泊まりは2泊3日で白山少年自然の家から登山、イワナつかみ、運動会はリレーに組み体操、よさこい、バンブーダンス、保護者リレー、保護者綱引き、秋は家族でキゴ山登山、冬はキゴ山でそりすべりと、「頑張れ!頑張れ!」の幼稚園でした。

保護者も熱い人が多く、行事は現地集合、現地解散でしたが、保護者からの苦情もなく協力が当然と、園長はいつも熱く保育を語っていました。

しかし、段々頑張りたくても頑張れないこともあるし、できないことがあっても良いと思うようになり、保育方法を子どもたちに寄り添って変えてきました。

 

「頑張れ!」時代に育った莉乃ちゃんは、現在、社会事業団で活躍していますが、卒園して20年近く経っていると思います。

莉乃ちゃんの頑張る姿を通し、20年の歴史が走馬灯のように蘇りました。

 

時代が大きく変わっても、保育の目指すところはいつの時代も「根っこ」作りです。子どもたちの見えない根っこを作るために、子どもに寄り添いながら、保育を求めていきたいと思います。

 

オリンピックを目指す莉乃ちゃんのように、子どもたちが自分の目標に向かって大きく羽ばたくことができるように願いながら、巣立った子どもたちを応援し続けていきたいと思います。