稲架(はさ)干し

稲を刈り取った後、稲を束ねて、脱穀までの間稲を乾燥させる方法に、地干し、立干し、架干(はさぼ)し、棒描けという4つの方法があるそうです。子どもたちが行ったのは木で柱を作って横木を渡した稲架干しでした。昔の田園風景でしたが最近は機械乾燥に代わってしまい、あまり、見かけることが無くなりました。

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稲刈り直後のモミは約20%の水分を含んでいるようですが、乾燥後のモミの水分は15%程度まで減少し脱穀に適当になるようです。

 

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稲を束ねて

 

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稲架干し

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機械乾燥と違って、稲を下にぶら下げて天日で干すことで、稲わらに残っている養分がジワジワと籾に落ちてきて、旨みと養分も増すといわれています。

手間暇をかけた分、美味しくなるということです。子育てと通ずるところがありますね。