すみれ組のお楽しみ会は『水鉄砲を作って親子で遊ぼう』会を、暑い夕日寺県民自然園で行いました。
土曜日ということもあり、日ごろ幼稚園の行事に参加できないお父さんがたくさん参加されました。
大きな木の下でアイスブレイクをして、お山にそれぞれの言葉で挨拶をしました。
竹藪で切った竹の枝払いの仕方を教えてもらいました。
木を思いっきり振って、枝を叩くと気持ちよく枝が折れました。お父さんが一振りで枝を払うと、カッコいいと周りの人に拍手され嬉しそうでした。
人間いくつになっても、褒められたいですよね。
枝払いをした竹をみんなで運びましたが、前の人と後ろの人のバランスが取れず、ぶつかったり、溝に落ちそうになると、お父さんがそっと手伝ってくれました。
竹のフシの近くを切ることを、キーさんに教えてもらい、ノコギリで実際に切って見せてもらいました。
足を開けて、おへその前にノコギリを構えて、
切ってみると、ノコギリがうまく動いて白い粉が出て来ました。
子どもがノコギリで竹を切っている時、お父さん、お母さんが切りやすいように、自然に竹を押さえたり、子どもに教えたり、みんなで子どもに寄り添う姿が見られ、園長は嬉しくなっていました。
親同士助け合ったり、お互いさまと認め合ったりしながら、親も育っていくという子育て環境が展開されていたからです。
「自分で切ったよ。」と誇らしげな子とも達の顔を、大人達も嬉しそうに見ていました。
幼児期の体験を通して、子どもたちが自己肯定感が持てるようにと願っています。
思いっきり水鉄砲で遊んだ後は、みんなで放水です。
見事によく飛びました。
子ども達の笑顔が水シャワーを通して見えました。
梅雨明けのように、みんな爽やかな顔をして帰って行きました。
子どもに付き合って、お家の方とゆっくりゆっくり子育てをしたいと思います。