朝は昔から時間との戦いですが、今もかわることがありません。
バタバタ走り回る私について、バシューも階段を登ったり、下りたりしています。
「バシュー あんたは急がなくっても、じかんいっぱいあるから~」と
言っても バシューは私の後に続いて走ります。
今日はごみ出しの日でした。
いつもより忙しいので、バシューのことは忘れていました。
でも、彼女は私がごみを出すのを知っていて
玄関に待機していたのです。
私がドアを開けた瞬間 バシューは脱出してしまいました。
「もっ~!」
必死に追いかけましたが、バシューはかもしか、いやかもねこのように
長い脚でジャンプして、隣のお宅の車のしたに隠れました。
幸い近所ののらがお出ましになり、
バシューは我が家に逃げてきたところを
『ゲット!』
勿論朝からお説教と、シャンプーでしたが
気がつくとバシューは、床の間上で『猫の置物』になっていました。