「まいどさん」
ゆり組のニコちゃんグループは、梅雨の合間に浅野川までお散歩に出掛けました。
東の郭で『自由軒まで子供たちだけでいくこと』を提案しました。
子ども達は「大丈夫いけるよ」と張り切りましたが、
Y先生は「本当に大丈夫ですか? 車来ないかしら?・・・」と心配そう。
東の郭は私にはお膝もとですから、安全は確認済み。
「自由軒の前で会いましょう」と送り出しました。
しかし、何か起こるか、たすけ合って自由軒に到着できるか
ドキドキするものはありました。
心配する先生とは対照的に子供たちは走っていきました。
先回りして自由軒でまっていると子ども達のにぎやかな声が遠くからきこえてきました。
「来た!自分たちみんなかたまってきたよ~。」
いざとなれば出来るんだと思いました。
「よく道 わかったね~。」と子ども達に言うと
「旗もった遠足の人に聞いたもん!」
「旗持った人て?案内する人って??」
「あ~!まいどさんに聞いたんだ。すごいね。それなら間違いないよ。」
子ども達の機転に感心しました。
子ども達は自分たちで道を見つけゴールに到着出来たので自慢げでした。
郭から近くの浅野川に行くと昨日からの雨で増水していました。
にごった水が普段よりいきおいよく流れていました。
水面をみたり、パンくずを取りに来る鳩と遊んだりしました。
帰りも団結している子ども達の姿にウルウルしました。
先生達はまかせることの大切さを教えられました。