すみれ組・ゆり組の森のようちえん

すみれ組の子どもとゆり組の子どもがペアを組んで、森の幼稚園に出かけました。

今回は浅野川河川敷を歩いて、卯辰山の登り口の常盤坂コースで常盤町緑地まで行くことにしました。卯辰山に登るには天神橋から登る帰厚坂コースと、東山からの子来坂コースは誰でも知っていますが、天神橋から登る常盤坂コースはあまりメジャーではありませんので、通る人が限られているかもしれません。私が小さかったころ、この場所に油谷牧場があり、遠足で出かけたり、写生大会で出かけたりしましたが、今は私の散歩コースの一つです。

 

もも組、さくら組のお友だちが見送ってくれました。

 

浅野川に架かる常盤橋、天神橋、梅の橋、大橋、中の橋、小橋、彦三大橋を外して昌永橋の七つの橋を渡る風習があります。七つ橋渡りは、春秋の彼岸中日の深夜、数珠を持ち新しい下着をつけ、一筆書きのように浅野川に架かる七つの橋を川上から川下へ無言で巡る習俗で、今も幾つかの決まり事と共に伝えられています。

長患いで寝たきりになり、子供や嫁に下の世話にはなりたくないと言う思いから、明治の頃、浅野川周辺の女性達により密かに続けられて来たようです。

渡る橋については、明確な決まりがないようで、七つの橋を人それぞれが選んで渡っても良いという事です。今は常盤橋をスタートし天神橋、梅の橋、大橋、中の橋、小橋、彦三大橋を外して昌永橋の七つの橋を巡り、昌永橋近くのお寺に報告するというのが多いようです。

昔の人の思いを子どもたちは分かりませんが、浅野川散策では、かも・ゆりかごめ・魚・アユ釣りの人・友禅流し作業の人・松の木の手入れの人様々な出会いに、子どもたちの興味がいっぱいでした。

 

崖のぼりも自分のペースで

 

芝生広場でのお弁当は最高でした。

 

春は満開の桜、紅葉の頃には一帯が錦織なす圧巻の風情の芝生広場に子どもたちの歓声が響ていました。。

 

幼稚園から常磐町緑地までの往復、私の万歩計は12580歩でした。

よく遊び、よく歩いた子どもたちに成長を感じました。

ともだちと一緒にという仲間意識が、子どもたちを成長させていると実感します