100年の重み

子どもたちの散歩道の浅野川に架かる大橋、近くに東山茶屋街があるので、観光客にも親しまれている大橋が今年100歳になりました。

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大正11年に竣工されて100年を迎えました。

 

100歳記念のプレートの除幕式がありました。

橋の100歳を祝って橋の近くに住んでおられる4世代同居の家族が勢ぞろいで橋の渡りぞめをしました。100年の歴史の重みを改めて感じました。

 

100年と言えば年号も大正・昭和・平成・令和と変わっていますが、この橋はもともと加賀藩祖、前田利家が架けた橋だそうです。当時は参勤交代の行列がこの橋を渡っていたそうです。

木造の橋が度重なる大洪水を契機に、現在の3つのアーチで組まれたコンクリートの橋にかけ替えたようです。

私の記憶にある橋は、線路が引かれ電車が走っていて、そのうちに電車が廃止になり線路が撤去された橋でした。

 

100年よりもっと長い歴史が馬場幼稚園です。113年前(明治43年)に現在の森山町に建てられました。長い歴史の中、私も90年・100年・110年の節目をお祝いすることができました。

 

その歴史をひも解くと、さまざまな困難や試練の中でも多くの人の支えと祈りがあったことを知ることができます。

どんな時代も、先達たちは子どもたちの幸せを祈ってきたことを知るとき、感謝と共につぎの世代に伝えていく重責を感じます。