森のようちえんで秋探しをしながらあるきました。
川の水面からキラキラ輝いていました。
常磐町緑地は自然の宝庫、木のブランコが迎えてくれました。
秋グミかなぁ?と取ってみましたが、正体不明
近くの地面に赤と青っぽいだるまのような実が落ちているのを見つけました。
「きれい、きれい!」と集めました。見上げると木にも赤や紫の実が沢山なっていました。
この木はイヌマキと言ってなんと紫の所が食べれるとキーさんに教えてもらい、食べてみると「甘い!」「美味しい!」ので、子どもたちにも「美味しいから食べる」と余計な言葉を添えて分けてしまいました。「美味しいか、そうでないか」感ずるのは子どもたちに任せるべきだったと反省しました。
木の実を見つけたり、お気に入りの秋空をカメラで撮ることができました。
もうすぐ厳しい冬との戦いだと先走りしないで、ゆっくり変化している自然に付き合って味わってみようと思います。
おまけ
イヌマキの「イヌ」には"他の種類に比べて劣る"という意味があり,古くに日本人は杉の木を良い木材とし「マキ」と呼んだそうです。真っ直ぐ伸びる人気のマキ(杉)に比べ、イヌマキは幹が螺旋状になっているため、劣っていて割れやすい木だから「イヌマキ」と呼ぶようになったそうです。
イヌマキの実は食べられる部分と食べられない部分があるそうです。赤い花托は紫色に熟したら食べられますが、緑色の種子は有毒のため、食べられません。イヌマキの花托は黄~赤、紫、深紫に変化しますが、緑色の部分は熟してもほぼ変化なく食べられません。
鳥たちが来て赤い部分を食べ、緑色の種を播くことで、イヌマキは子孫繁栄となっているようです。