最後の夏まつり

創立110年の記念の年、この園舎で行う最後の夏祭りとなりました。
実行委員のお母さんたちは、思い出に残る夏まつりを4月から考え準備をしてくれました。

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110年の記念をするのかと、夏祭り実行委員に聞かれながら、移転、仮園舎、新園舎とハードルが高くなる課題で、手が回らない園長を察して、思い出の夏祭りを企画してくれました。
今回の夏祭りは私の記憶に残る様々なことがありました。

まずお天気に翻弄されたことでした。ぎりぎりまで雨雲の動きを見ながら、万一に備えようと思いましたが、天気予報は曇り、午前には陽ざしが感じらるほどでしたから、雨は降らないと思い「さすが馬場!」と余裕で本番に備えていました。

しかし、開始1時間前に雨が落ち始め、急遽前倒しでお店を開始することを決め、アナウンスしようと思ったら、リハーサルでは完璧の音響が作動せず、この人込みをどのように誘導するか、園長の力量を試されている緊張感に身が引き締まりました。
でも馬場の底力、臨機応変に各ブースが対応してくれ、困難の中にもすべてのプログラムを楽しむことができました。。(感謝でした!)

実行委員のお母さんたちが馬場幼稚園のおそろいのキャラクターのシャツを着用していたので、びっくりしました。以前の夏祭り実行委員会が作成したものを、保護者ネットワークで集めたそうです。改めて馬場の保護者の絆が強いことを感じました。(絆すごい!)

今の園舎が最後だからと卒業生は勿論、卒業生の保護者がたくさん集まってくれ、懐かしさと感動に園長ボロボロでした。(遠方から泊りがけで来られる幼稚園ですと園長鼻高々でした。)

ゴミの持ち帰りの精神が浸透して、個々が持ち帰ってくれただけでなく、当日出たごみをお母さんたちが手分けをして持ち帰ってくれました。夏祭りの食べ物ごみゼロでした。(保護者の意識の高さが受け継がれているって素晴らしい!)

社会人、大学生、高校生のボランティアがいっぱい。毎年手伝いをしながら成長している子どもたち。(園長冥利です。私が現役の時には無理かもしれないけど彼らの二世がまた馬場を支えてくれるように祈っています)