モリアオガエル

年長組の親子森の幼稚園はあいにくの雨模様でしたが、角間の里で雨を雨の日だからできることを楽しもうと思惟ました。

雨に打た木の枝先に大きな白い泡が、あちこちで見られました。
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カエルは水中に産卵するものがほとんどですが、モリアオガエルは水面上にせり出した木の枝や草の上、地上などに粘液を泡立てて作るで包まれた卵塊を産みつけるそうです。

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モリアオガエルは産卵場所が目立つ樹上であることもあり、繁殖期になると、まずオスが産卵場所に集まり、鳴きながらメスを待つそうです。
鳴き声は「カララ・カララ」と鳴いた後、「コロコロ」「クックック」と続くいて泣くと言われています。

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メスが産卵場所にやってくるとオスが背中にしがみつき、産卵行動が始まり、卵塊の形成が進むに連れて1匹のメスに数匹のオスが群がる場合が多いそうです。

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産卵・受精が行われると同時に粘液が分泌され、この粘液を集まったオスメスが足でかき回し、受精卵を含んだ白い泡の塊を作そうです。
直径10-15 cmほどの泡の塊の中には黄白色の卵が300-800個ほど産みつけらるようです、

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泡は表面が乾燥して紙のようなシートとなって黄白色の卵塊となり、孵化するまで卵を守る役割を果しているようです。
図鑑に描いてあることが、実際に見れたことは、雨だからと思いました。
神秘な世界見入って、カメラのシャッターを押していました。