命がけの一日でした   NO1

 石川県の学校安全委員会の委員を委嘱され、今年度最初の委員会が県庁で行われました。
 
議題は『石川の学校安全指針(暫定版)」の内容、構成等の審議でした。
 
 
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会議の休憩時間に年中組の担任からメールが届きました。
 
『こちらは、お天気がもっていて、雨もありません。午後の1番に川に行けたらと思いますが、
先生は、何時にお帰りになりますか?』
 
2時間後に
『雨が降ってきて、強くなってきました。川も増水が恐いので、園庭で泥んこ遊びをします』
 
今日は年中組のお泊り保育で、子どもたちは鯨を捕まえに行くと張り切っていたので
 
担任は水を求めて試行錯誤していたのです。
 
私というと県庁舎で、学校の安全教育について議論のまっ最中でしたから、
 
「とりあえず安全第一、しかし、子どもたちの思いをかなえるためにどうしたらいいのだろう?」
 
と悩んでしまいました。
 
 会議を終えるとすぐに園に戻り、先生たちに
『海に行くから!』
『えっ!海???????』
『先生たちがしっかりチームを組み、安全第一で海に行こう!』
 
 
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 雨は小雨ですが、海風が吹いていました 
 
 
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                   鯨はいないかな?広い海を見渡しました
 
 
 
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鯨を捕まえる武器は雨風でびしょぬれでした 
 
 
雨風が吹き荒れた海に、クジラがいないかとみんな一生懸命探しましたが
 
遠くに船が見えるだけで、クジラの姿はどこにもありませんでした。
 
でも、子どもたちは納得、満足したようでした。
 
 
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海はもう海水浴のために準備がされていました
 
 
 「ここで一休みしたら良い気持ちだろう」と
 
 いう、思いに引き込まれそうになりました。
 
 
 
 
 
 
 
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シャワーで身体を洗って 
 
 
 
 
 
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                    バナナ号までひとっぱしり
 
 
鯨を捕まえることはできませんでしたが、くらげを1匹、貝を見つけることができました。
 いに画に、子どもたちは大満足で帰ってくることができました。
 
今日は朝から会議に緊張・海に緊張・「長たるものの心得」を再確認するときでした。
 
『無事で本当によかった!』