ママの先生体験は?

 
 前日の悪天候で心配された、年長組の「参加参観」は朝から晴れ上がり
 
過ごしやすいお天気となりました。
 
今回はお母さんたちに「1日幼稚園の先生体験」をお願いしました。
 
東山の何箇所かを子どもたちと地図も見ながら探して歩き
 
クイズに答えるオリエンテーリングでした。
 
約束は「競争ではない・お母さんではなく先生になって・安全を確認すること」でした。
 
5人グループの親子で地図を見ながら歩く道順を決めて出発しました。
 
 
この場所は私が生まれ育つた町並みですから、グループに安全を確認しながら
 
裏道を行ったりきたりしていました。
 
最近は便利な大通りを車で走りますので、裏道歩く機会がなくなりました。。
 
今日は裏通りを歩きながら小さいころに通った店が、今もあることに懐かしくなり
 
ちょっと足が止まってしまいました。
 
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                            お琴に爪を買いに来た店
 
 
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 手作り味噌、佃煮屋
 
 
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テレビでおなじみの場所
 
 
 
 
 
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                                                      静まりかえった徳田秋声記念館
 
 
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コマーシャルでおなじみの東茶屋街 
 
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   洋食の自由軒はオムライスで有名
 
 
 
 
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                      東湯
 
 
 
 
 
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   みんな観光客のようでした
 
 
 
 
 
 
最近思うことは、お母さんたち同士のコミニュケーションのとり方がうまくなくなっているように感じます
 
 名前をなくした女神たち」って幼稚園のママ友をテーマにしたドラマを放映していますが
 
あそこまでの、ひどいドロドロはないと言い切れ、ついつい毎回見てしまいます。
 
ママ友には深入りしないほうかな、楽だし、面倒じゃないしという風潮を
 
みんなで子育てをしようという考えで幼稚園では「親育ち」を願っています。
 
 
今回のオリエンテーリングも特定のママ友、仲間から「友達の輪」が広がるようにと考えました。
 
さすがに参加したお母さんたちは「先生」になってに張り切って、子どもの誘導をしてくれましたが、
 
地図を見て道を探すことに一生懸命で、観光コースを回りながらも
 
ゆとりを持って子どもたちと散策を楽しむより、目的地に早くついて問題の回答を見つけ
 
シールを貼るということが中心で たいへんさっぱりした「道案内」した。
 
 
早く結果を出すことがよいことのような、利便性重視世代のお母さんたちに
 
今のときを大事にするゆとりをもってほしいな~と思いながら歩いていました。
 
昔かわらずの店先を懐かしいなぁと覗きながら歩くと、幼い日が走馬灯のように思い出され
 
体験したことはいつまでも心のふるさととして残っているんだと思いました。
 
子どもたちにも体験を通して、心のふるさと作りをしてあげたいと思いました。
 
幼稚園についたころには足は筋肉痛と、ほどよい疲れが残っていました。