馬場幼稚園は昨年創立100周年のお祝をしましたが、
今年はキリスト教幼稚園で100周年、125周年のお祝いをする幼稚園がありました。
今日は馬場小学校の140周年の記念式典が行われ、私も出席しました。
私も卒業生でしたから、140周年記念式典には来賓というより卒業生という思いでした。
久しぶりに歌った校歌はこの年になっても覚えていて、
小学生になった思いで、小学生と一緒に歌うことができました。
しかし、耳で覚えていた歌詞は、プログラムに印刷されている歌詞と
違っているところが数か所ありました。
そのころ、歌詞の意味をよく理解せずに覚えていたようです。
この年になって改めて校歌の歌詞を味わってみると感慨深いものでした。
そのあと、私の時代にはなかった「泉鏡花を歌」を全校生徒で歌ってくれましたが、
泉鏡花作詞の歌詞にマッチした美しい曲に感動しました。
『荒海ながら
日和の 穏やかさに
渚の浪は
白菊の花を敷き流す
この友禅を うちかけて
雪国の町は
薄霧を透かして 青白い』 泉鏡花作詞
140歳の馬場小学校は今、過疎化の波が押し寄せ
年々入学する子どもがへり、在校生が馬場幼稚園と同じ120名ぐらいの小さな学校です。
由緒ある学校をほこりに思って、年配の卒業生が集まっていました。
在校生の中から偉大な先輩に続く人が生まれることを祈って学校をあとにしました。