今日は星稜大学の北川節子先生をお迎えして教育講演会を行いました。
子ども時代に多い子どもの病気やけがについてお話をうかがいました。
親は病気で苦しむ子どもの姿をみると、不安や心配で
対応に大わらわになりますが、
正しい知識をもって対応するために良い機会となりました。
以前からけがをすると消毒をして、バンドエイドを貼る処置の仕方が
当たり前のように行われてきました。
しかし、最近は
「子どもの治癒力を大事に考え、
大けがでない場合は傷口を水道水で洗い、
多少血が残っていてもそのまま自然治癒できるように
バンドエイドを貼らない処置に替っているが
一般に周知していないので
親も子どもも受け入れることができないので
どのようにしたらいいのか」
と園長の悩みを先生に話しました。
すぐに、解決しませんがゆっくりでも丁寧に伝えていく努力が一番いいようです。
お話の後はフロアのお母さんたちから
抗生物質の扱い方、マスクの着用の仕方、予防注射の副作用
うがいの仕方、けがの対応など次から次に質問が出て
あっという間に2時間が過ぎました。
幼稚園の現場にいても子どもの育て方が変化しているように感じますが
子どもの病気の対応も違ってきているように思いました。
インフルエンザの新型が出たり、ウイルスで新しい病気がでたりしていますから
運転免許の更新のように、その時々に、正しい知識を取得して
対応していく必要を感じました。
先生にお願いして園だよりに新しい情報を流していたこうと思います。