私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2009年の夏至、6月21日、夜8時から10時の2時間、みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
2時間、電気をを消すことで、ゆるやかにつながって
「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか。
昨日、その呼びかけに私も参加してみようと思っていたのに
夕方ろうそくがないことに気がつきました。
がさこそ、がさこそ、あちこちの引き出しをさがしました。
ありました。二個も
8時にすべてを消しました。
ろうそくの光が暗闇を温かく照らし、幻想的な雰囲気をかもしだしました。
その光は幼い日を思い出す光でした。
光の中に今は亡き父や母の思い出がよみがえってきました。
「う~ん!忘れていた時間だわ」
ゆらゆら揺れるろうそくの光に
便利、早い価値観の中で大事なものを失っていることを教えられます。
薄暗さ、静かさって心が和みます。
100万人のキャンドルナイト。
世界のあちこちでどんな時間をすごしているでしょうか。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
私もろうそくの光の中で、スローな夜を楽しみたいたいと思います。