子どもたちの想像力を育む遊び:段ボールの中の世界

すみれ組ではマック屋さんごっこと、箱積み木でお家づくりの遊びが展開しています。お部屋の真ん中にダンボールがいっぱい出ていました。「だれが何に使うかな?」と見ることにしました。最初にダンボールを見つけて中に入った子達はトンネル・お昼寝・かくれんぼを楽しんでいました。

 

三人の女の子がそれぞれダンボールをもって集まってきました。大きなダンボール箱に入り込んだ子になにかを言いました。

 

箱の中に入っていた子がダンボールから出ると、小さ目のダンボールを中に入れました。そのダンボールには仕切りがあり、二つに区切られていました。

 

中に入れたダンボールを縦に入れなおしていますが、三人の思いが合わないようで、もう一回入れなおしています。(どうも三人が中に入りたいようですが、区切りが2つなので3人一緒にどうしたら入れるか、考えているようです。)

 

区切りのダンボール箱を縦にして入れて、1人が中に入ってみるとぎゅうぎゅうでした。それを見て、2人の女の子はそれぞれが別のダンボールを持ってきて中に入ってみましたが、思いと違うようでした。

 

 

3人はそれぞれのダンボールから出て、大きいダンボールの中の区切りのあるダンボールを出してその上に布をかけ始めました。

 

箱の上にそーっと布をかけ、3人が次々と中に入り始めました。

 

3人が長い時間をかけてやりたかったことは一緒に入ることだったようです。

ここまで3人はほとんど無言でのやり取りでしたから、思いがなかなかわかりませんでした。

何をしているか分からない遊びも、よく見ると、子どもたちの思いを知ることができます。この時間を忍耐強く見守らないと、大人はこんな面白い場面に出会えません。

 

おまけ

タイトルを決めるのに、最近生成AIを利用しています。幾つかのAIの提案の中から思いにあったものを選んで利用しています。

生成AIに頼りっぱなしではなく、人間の最終的な判断力を持ち続ければ、便利なものと思いちょっと面白い出会いを楽しんでいます。