最後のゆり組の森の幼稚園 2

広場の下は崖になっていました。早速崖のぼりの挑戦したのは男の子たちでした。

きーさんが持っていたロープを使って崖のぼりに挑戦する子どもたちは真剣勝負、自分との戦いでした。何回も挑戦してロープを握り続けた手は真っ赤になっていましたが、達成感で心が満たされているようでした。

 

 

今回のねらいの一つは、山でトイレの仕方を伝えることでした。山歩きの途中にトイレがありませんでしたので、シャベルで穴を掘って用をたし、後を片付けることを伝えました。緊張してでない子も数人いましたが、体験が何かの形で生かされると思います。(災害もあり、万一に備えて子どもたちに体験させたいと思いました)

 

用を足した後はもって来た水を使って手を洗いました。

 

桜公園に到着し、1年間森の幼稚園でいろんなことを教えてくれた、きーさんとあっちゃんに「ありがとございました」の言葉を添えてプレゼントを渡しました。


おまけ

桜公園から、どうしても行きたかった仮園舎跡を見に行きました。たんぽぽ時代に通った子どもたちもいましたが、子ども達には記憶が薄れているようでした。

私は窓ガラスに顔をくっつけて中をのぞき、がらんとした建物の中に思い出を見つけていました。お庭は今も手入れが行き届いていて、木登りをした木、穴を掘った芝生、どろんこ遊びの後に使ったシャワー、干し柿を吊るした手すり・・・・。

懐かしさにしばらくタイムスリップしていました。

 

桜と梅の見分け方

見分け方は桜の木はよこしま うめはたてじま

園庭で探してみてください。