梅雨の合間に園庭で子どもたちのトライする姿を見つけました。
ツリーハウスに最初にトライしたのはすみれ組(4歳)でした。その姿に刺激されゆり組(5歳児)も挑戦しだし、ツリーハウスの前に長蛇の列ができました。
上る方法、下りる方法は様々で、子どもは自分ができる方法を模索していました。
ツリーハウスの周りに歩けるような場所と、つま先でバランスを取りながら通る場所があります。子どもたちは自分ができることを上手く行くまで何回も挑戦しているうちに、コツを掴んで難度を上げていました。
一人では躊躇してしまうところも、友達と一緒に挑戦することでやる気がアップし、次々できるようになって『楽しい』を連発しながら更に挑戦していました。
ハプニング!
ロープが屋根に巻き付いているので、背伸びをして取ろうとしましたが、高すぎて届来ませんでした。子どもが入れ代わり背伸びをしたり、ジャンプしたりしていましたが、そのうちに、友達を抱き上げて、ロープ外しに挑戦しはじめました。
ロープ外しの人も抱き上げる人も、驚くほどの忍耐をして、見事に外しました。(子どもの底力に脱帽です)
次に起きたハプニングはバケツを釣り上げるロープが滑車に引っ掛かったのです。
子どもの力では無理だろうと思って見ていたら、木の棒を拾ってきて滑車の所で止まっているロープの結び目にかけて引き下げたのです。木の棒をよく見ると、先のほうが二股になっていたので、そこにロープの結び目を挟んで引っ張ることができたのです。
この棒切れがいつからあったのか。どこから見つけたのか、木の棒の先が二股で挟むことができることを知っていたのかわかりませんが、見事にやり遂げたのです。
子どもたちは遊びながら、いろんなこと考えていることを実感しました。
『遊びは学び』子どもたちは遊びの中でたくさんの学びをしていることをこれからも見ていきたいと思います。(園長の1番の楽しみです。)