大道具作り

 

いよいよクリスマス祝会まで一週間となりました。

 

文化ホールの舞台で、子ども達の表現を助ける大道具、小道具を作るために、休日返上して先生達が作業をしました。

ランチルームは各クラスの大道具や小道具で溢れています。

大道具の土台はダンボールですが、ペンキを塗ったり、包装紙や新聞紙に色を塗った紙をちぎって貼ったりします。舞台の上に置いてライトがあたった事を予想して、考えながら色を決めていますが、色を決める難しさを毎年実感しています。

 

たんぽぽさんのソリは取り合いをしないで、好きな色を選ぶ事ができますように、各色に余分を作りました。

 

ばら組の表現の為に、煙突、トンネルをつくりましたが、レンガの感じを出すために苦労しました。

 

 

すみれ組は『11ぴきのねこ』の話を創作し、お話の舞台は絵本を参考にして考えています。

 衣装のケープは子ども達の洋服の色を抑えて
なるべく猫の世界や海の世界をイメージできるように色のバランスを考えました
 
ねこの動きは、ねこを飼っている子どもの話を聞いたり、劇団四季の「キャッツ」を思い浮かべたりしながら、ねこの世界を考えています。
 
今回子ども達が拘ったのは、『イカダ』です。

先生たちのイカダは、板をイメージしたのですが、子ども達は丸太の丸いところに拘ったので、それを形にするために試行錯誤して出来たものです。(ちょっと本物ぼくないですか? 黒紐にも拘りました。先生達の自己満足ですが・・。)

 

大道具・小道具がどのように生きるか、これから子どもたちとのむきあいかたで決まります。

 

おまけ

いつもこの時期になると思うことは、色の勉強をしておけばよかった、照明、舞台装置も‥‥。できないことの多さにため息が出ますが、苦労しながら子ども達が生かされる舞台となるように試行錯誤している園長です。カメラに納めて色を確認したり、子どもの動きを想像したりしながら再構成する日々、あと1週間!カウントダウンしていますが、最終的には子どもの可愛さがカバーしてくれると信じています。