子どもが学んでいること

砂場の近くで穴掘りが始まり、毎日穴が深くなっています。穴の中から大小さまざまな石がでてきたのをバケツに集めていました。砂場に木を置いてシーソーをしていた子達が、石が入ったバケツをシーソーの上に乗せました。

シーソーのもう一方には土から出てきた大きい石を乗せました。シーソーはバケツの重さでビクとも動きません。

 

シーソーに石とバケツをのせて重さのバランスをとっていますが、中々同じ重さになりません。バケツの中の石を出して、大きい石の反対側に乗せて同じ重さになるように、何回も乗せたりおろしたりをしていました。(こんな遊びが展開するって面白い!)

 

土の山の中にトンネルを掘っています。シャベルを立て、上からシャベルを叩いて穴を深く掘っています。

 

トンネルは横穴なので、棒を差し込んだリ、シャベルをドリルのように回しながら入れたりしていました。

 

最後は双方から手を突っ込んでトンネルを開通させていました。

 

2個のトンネルにホースを通し完成、女の子達が歓声を上げました。(中々の粘り強い女の子達でした。)

 

ビールケースと脚立を使って、雨どいに傾斜を作ってどんぐりを転がし容器に落とす仕掛けを考えました。どんぐりが丸いと転がりやすく、細長いどんぐりは途中で止まることを見つけ、丸いどんぐりは落ちるスピードが速いので容器の中に入りにくく何回も容器の場所を変えていました。(自分が納得するまで繰り返すのは遊びだから)

 

雨どいと竹筒を組み合わせ、どんぐりが上から下の雨どいに転がる仕掛けを考えていました。

 

どんぐりが竹筒を転がって雨どいに転がる前に、落ちないように止める仕掛けをしていました。(段差作り、止めのために木片をいろいろ組み合わせているってすごい!)



子どもたちは遊びながら、さまざまな体験を積み重ね、新たな遊びを展開していることを見ることができます。

保育者は子どもの遊びに必要な環境構成をしながら、子どもの育ちを見守っています。