自分でできる!

すみれ、ゆり組合同の森のようちえんは曇り空でしたが、子ども達のパワーで晴れとなると思い迷いがありませんでした。と言っても、黒雲が張り出してくると心配症の園長は不安になり何回も空を見上げていました。

 

夕日寺自然園の駐車場でキーさんから、広場に行くまでの道で杉葉かポキンと音がする小枝を集めるミッションが出されました。

 

今日の昼食は、飯盒でご飯を炊くこと、火を起こすことをクラスに分かれてするため、ゆりはバーベキューの材料の準備、すみれは飯盒でお米をとぐ準備に取り掛かりました。

 

ゆり組は畑で収穫して来たピーマン、かぼちゃ、玉ねぎ、ナスを串に刺しました。最初は串で手を刺さないように恐る恐るでしたが、だんだん刺し方が上手になりました。

 

すみれ組さんのお米とぎは、飯盒の中のお米をどのように動かしたらいいのか分からず、不安そうでした。お米を流さないようにザルを使ってお水を替えたので、お米が散乱することはありませんでした。

 

すみれさんが薪割りに挑戦、木槌を打つ手つきが様になっていました。

 

ゆり組さんがかまど作り 新聞紙、杉葉、小枝をいれて火をつける経験をしているので、どのグループも上手でした。

マッチで新聞紙に火をつけ、火が消えないようにうちわで扇いでいましたが、風がちょうど良く吹いていたので、どの釜どの火も勢いよく燃え上がりました。

 

網にのせたウィンナーが焼け、串のお野菜が美味しく焼き上がりました。

 


同じ頃に飯盒のご飯も美味しく炊き上がり、お腹を空かせた子ども達は大喜びでした。

野菜が苦手な子ども達が、周りのみんなにさそわれて食べている姿に先生達は感動です。

 

朝方、通り雨がありましたが、予想通りお天気も秋晴れになりバーベキューは大盛況でした。

お世話をするゆり組さんの分まで、「おかわり」を連呼するすみれさんにストップがかかるほどでした。

できることは自分達でやれるようにと見守って来ましたが、ゆり組の子ども達の団結力が深まっている事を嬉しく思いました。

 

企画としては、すみれ組とゆり組が一緒に活動する事を願いましたが、まだまだ、教えあったり、支えあったりするより、クラスの仲間と行動する事が多かったことがこれからの課題です。