宿題ノート

11月頃から年長組で宿題ノートが始まりました。

子どもたちが進学する学校で、就学児健康診断が始まり、学校への期待が出てきたことから、宿題活動を始めました。

宿題活動は幼稚園で出された課題を家でやってくると言うことで、楽しいと思えるように宿題の内容に工夫します。

鉛筆を使って線を書く、塗り込む、名前を書くと少しずつ楽しみながら文字や数字に関心を持つようにしています。

 

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最初の宿題はお家の人に花丸を描いてもらうことでした。

次は数字を線で繋ぐことでした。

 

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間違い探し、リース塗りもありました。

 

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毎日宿題の紙に名前を書くことになっていたので、宿題をしながら、名前が少しずつ書けるようになりました。

 

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宿題で大切にしているのは、やった後お家の人に花丸やコメントをもらうことでした。楽しい、できたと思っている子どもが、お父さん、お母さんに更に認めてもらうことで、自信をつけてほしいと願っています。

年長組さんたちは祝会の準備で、緊張したり、自信をつけたり、落ち込んだり、1ヶ月の活動でさまざまな心の動きをしてきました。

そんな緊張を少し和らげるようと思って出した宿題は「ばら組さんのお手本としてやった、鶏になって踊ってくる」でした。

 

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お家の人も子どもの表現を楽しんでくれ、宿題ノートの花丸が進化していました。

 

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それどころか、お父さん、お母さんが描いたこんな面白いコメントがありました。

子どもを受け止め、一緒に楽しんでくれるお父さんたちに嬉しくなりました。

 

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「宿題なんかわからんかったから」と自分で宿題を作ってきた子もいました。こんな解決策も素敵です。


中には「お母さんに鶏って言ったけど、花丸してくれんかった」

「そうだよね。ページェントの練習しているのに、鶏って? お家の人にはわからないかもね」

 

ちょっと困った顔をしながら、白紙のノートを持ってきたAちゃんに「大丈夫だよ。お母さんわからなかったんだね。そう言うこともあるよね。お家に帰ってもう一回お話ししてみたら。お話しするとわかってもらえるよ。」と言いながら、白紙のノートに「がんばったね」の印を押してあげました。

 

子育てをしていると、本当のことなのか、信じていいのか、子どもの言葉を理解しにくいこともありますね。

忙しさの中でちょっとだけ子どもの声に耳を傾けると心の声が聞こえてくると思います。

 

 

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